ASCAについて

MESSAGE FROM THE CHAIRMAN

理事長挨拶

教育支援がつなぐアフガニスタンの未来と夢

アフガニスタンは、20年以上続く戦争により、600万人以上の難民を出し、数年前には大干ばつに見舞われ、恒常的に食料・衣料・住居、および医療不足の状態にあります。今後の復興には、物資の提供はもちろんのことながら、教育に着眼した支援が最も重要であると考えます。現在、15歳以上の識字率は男性で42％と低く、女性にいたっては12.8％と、世界一低い水準であると言われています。教育を受ける機会を全く得られなかった子どもたちに、教育の機会を提供することにより、将来的にアフガニスタン国内での事業や産業を支えるための人材を育成することが、大きな活動目的です。そして何よりかつての緑多き豊かな国であった頃のように、子どもたちがのびのびと暮らせるよう、子どもたちの夢を支え、未来へつながるお手伝いをすることが私どもの願いです。また、この活動を通じて、日本とアフガニスタンの数千年に及ぶ歴史的・文化的友好関係がより強くなり、国際交流と両国の社会経済の発展に寄与できるものと信じております。

理事長　柳原靖子

アフガニスタンは長年の戦争や経済危機により深刻な人道問題に直面しています。食糧不足が続き、医療システムは崩壊状態です。特に仕事がないために、収入を得ることができず経済が困窮しています。

ASCA ACTIVITIES

飛鳥の活動概要

教育機会の提供

学校は子どもたちの希望
未来を担う人材の教育を目指して

ASCAは、子どもたちの未来の教育の可能性を広げるお手伝いをすることを、目的としています。活動を始めた当初、借りた建物やグラウンドを使って授業をサポートしていました。カブールから約150km離れたナンガラール州ハダ地区で、テントを寄贈し現在4,500人の学生が通ってます。また、子どもたちに文具などを提供し、より豊かな学習ができるようにお手伝いをしています。

教育支援

アフガニスタンと日本の架け橋

ASCAは金銭的な支援にとどまらず、現地の人と共に学び成長することを目指しています。その一例として、現地教職員を日本に受け入れて交流の機会を提供しています。
また、日本在住のアフガニスタン人を対象にした無料税務相談会の開催や日本の小中学校でアフガニスタンの現状を伝える活動もしています。これらの活動を通じて、アフガニスタンに対する理解を深めるお手伝いをしています。

文化交流

アフガニスタンと日本
お互いの国を知り合う

アフガニスタンをより多くの方々に理解していただくために、ASCAはアフガン写真展や各種講演会、料理教室やお菓子作り体験、さらに民族音楽の演奏会を開催しています。
また、継続的に開催するイベントからの収益金は大使館などを通してアフガニスタンのために寄付をおこなっています。